はじめに
昨年の八月の末、私が日々お話しさせて頂いた教話をまとめさせて頂き、『一日一話・第一集』として発刊させて頂き、続いて十二月に『第二集』を出させて頂いたところ、多数のお方にご購読頂きましたことは、真に有り難いことであります。
ご購読下された方の中より、アンケートにお応え下された方や、感想をお寄せ下された方より、『第三集』を楽しみにしているとの、力強いお言葉を頂いております。
この『一日一話』を手作りにて刊行させて頂くことを願ってより、扇町教会に『オフセット印刷機(三台目)』、『丁合機』、『製本機』、『電動裁断機』等、次々と設備の整うおかげを頂きました。御用をさせて頂きたいと、願いをかけ、実働に移させて頂きますと、神様がその願いをお受け取り下さり、ご準備下されますことは、真に恐れいことであります。
教内にはご高徳な先生のご本や、教義に基づいたご本、信奉者の方達の素晴らしいおかげ話しのご本が、数多く出版されています。そのいずれも、有り難いご本です。
この『一日一話』は、肩のこらない、お茶漬けのような話しと思って、気軽にお読み下されれば結構かと思います。
そのようなところから、日々の教話をほとんど訂正することなくまとめましたので、教義的にまとめたものでもなく、雑な話であります。また、私の『大阪弁』が丸だしです。読み辛いことと思いますが、お許し下さい。
続いて、第四集、第五集と刊行させて頂くつもりです。また、アンケートをお寄せ下された方には、扇町教会の機関誌をお送りいたします
平成十一年三月
金光教扇町教会長 押木廣太
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目次
1長年の積み重ねが物事を生み出す
2今月今日改まった瞬間から前科は消える
3ブツブツでは助かることが生まれてこない
4地獄絵図の中の教祖様
5家庭に信心の柱がいる
6願う氏子におかげを授ける
7私おかげもらう人、あなた授ける人
8神様は働き通しにお働きくださっている
9お天気にこちらを合わさしてくださるお働き
10好きで始めたものでも、もうイヤが三度ぐらいある
11金光大神の取次を持って願え
12信心の稽古は意識をし祈り念ずること
13出世はしないが、おかげを蒙っていく人
14信心の成長がピタッと止まる人
15「悟る」のが人間である
16よその人からは「ええこと言うてくれた」と思うけど…
17御霊様にお取次お願いお届け申し上げる
18私がおかげの受け始めです。皆もその通りにおかげが頂けます
19あなたは「ちょっと聞いた」になってませんか
20悠々とした人間のしがらみを外れた生き方
21うかうかと暮らす人
22人間社会ではプラマイゼロ。天地の間ではマイナス。
23神が人間を助け、人間が神を助ける
24娘の結婚式での父親は…
25本心の玉を磨く
26親子孫へと命の流れのところを願う信心
27「確かなことである」ほんとに確か?
28大阪府連盟の拠出金
29守られてる世界が見えないと難儀する
30ポコッと一歩抜け出ると……
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