今年で第３２回の遺骨収集奉仕活動として、沖縄の那覇教会を中心に有志で収集作業が行われました。

２１日の朝刊、沖縄タイムスに掲載されました。

　扇町教会から初参加２名をはじめ３名が参加されました。初めての参加者は、奉仕活動と共に、沖縄の歴史に触れ、戦争というものを目のあたりにされ、当時の戦争に巻き込まれた人たちのことを思いつつ、丁寧な奉仕をされました。作業の現場は想像を絶する場所であり、二人とも面くらった様子でしたが、このあたりに遺骨が眠っていると思うと、一生懸命に収集をされておりました。

　３２年目ということで、大きなご遺骨の収集はされませんでしたが、遺品で印鑑などが発見され、遺族の方へと御遺骨を渡すことができるのではないかと、着実な成果が出ていると思います。

　また来年２月１８日１９日の両日奉仕が続けられます。より多くの方が一度でも参加されて、戦争というものを肌で感じてもらえれば有り難いことと思います。

扇町教会では、先の沖縄遺骨収集奉仕で収集された御霊様をお慰め申し、また、戦争犠牲者の慰霊もあわせてのご祭典をお仕えしました。祭典後参加者の体験発表と写真などを交えての収集報告がなされました。