はじめに
平成十年、十一年と『一日一話・教話集』を一集より五集まで刊行させて頂きました。『五百冊』の限定出版で刊行させて頂きましたが、ご愛読頂き、『第一集』が完売しました。教徒社の店頭になくなりましたので、増刷させて頂きました。
扇町教会では昨年の秋、開教九十年祭をお仕えさせて頂き、その記念事業の一つとして、『一日一話・教話集』を続いて刊行することを願い、『第六集』も手作りで刊行させて頂くことが出来ましたことは、有難いことであります。
日々の教話は、同じような話ですが、その都度の出来事を踏まえて、信心の確かめと、方向を求めての話です。そういう意味では、生きた話であると言えます。そういうこととして、私は大阪弁で読みづらいことと存じますが、この『第六集』もお読み頂ければ有難いことであります。
続いて、第七集を刊行させて頂くつもりです。また、アンケートをお寄せ下された方には、扇町教会の機関誌をお送りいたします。
平成十二年三月
金光教扇町教会長 押木廣太
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目次
1目に見えない父親との食事
2水の御恩
3命の役割に目覚めてる人は少ない
4人間は自らが脱皮をしてゆく
5『神様のお心』と『信心する人間側の姿勢』
6お礼を申せる人は幸せな人
7道に基づいた親の愛でなかったら……
8すべてのことに対して、何なりと願う
9お願いしてても、一つも神様を信用してない
10何もかもおかげの中でのこと
11その人なりの助かり≠ェある
12価値観が世間並では助からない
13皆『天地の道理』という、言葉は知っているが……
14神様がお待ちくだされている
15給料袋を神棚へお供えして、それから……
16皆、素直に神様に向かうことが出来ない。
17金光大神の教えの舟に乗らずに……
18国や地域の大きな『仕構え』が働きをしてくれる
19たびたび参られても……
20いくら医学が進んでも……
21お供えが入場券になってませんか?
22どんな神様を信じる?
23現代人は助かり難い人種
24自然のお働き
25失うことへの怖さ
26恩を感じることがなければ、身に付きません
27ずぼらと真心
28善意だけでは、人は助からない
29「もしあの時……」が、良いようになるためには
30無限大のお働きがあるのに……
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